フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」です。
著者:堀内都喜子
あなたは幸福度ランキングをご存じでしょうか?
年に一度国連が発表する、各国の幸福度に関するレポートです。
そんな幸福度ランキングで4年連続1位(2020年も1位)を獲得したフィンランドの働き方、暮らしの秘密にせまったのが本書です。
・内容
・フィンランドは2019年幸福度ランキング1位!
幸福度ランキングとは、GDP・社会的支援、健康寿命などを基準に算出した総合的な幸福度の基準です。
ちなみに日本は58位。
■フィンランドンの仕事の文化
[well-being] ⇒ 身体的、精神的、社会的に良好な状態であること。
【フィンランド人の働き方】
・残業をしない
→週49時間以上の長時間労働は日本では20%以上だが、フィンランドは8%。
・できるだけ上司をメールのCCに入れない
→相談や報告は直接
【フィンランド人の上手な休み方】
・フィンランド人は一人当たりのキャンドルの消費量が世界一!
→家で居心地のいい空間づくりをしている
・コーヒー休憩
→一日に10分から15分のコーヒー休憩が法律で決まっている。
・感想
フィンランドは2020年も幸福度ランキングで1位を取り、まさに世界の国々が目指す国の指針となる国であることに間違いはないでしょう。
ちなみに日本が2020年は62位となっており、年々下がり続けています。
その背景には、日本の労働環境が少なからず関係しているのではないのでしょうか。
フィンランドのコーヒー休憩の文化や残業をしない文化というのはとても素敵だと思いますし、日本も見習うべきところです。
本書の最後の方に、
コップに砂を入れて指を突っ込んでみて。指を抜いたらどうなる?穴ができるのは一瞬。あっという間に穴が埋まる。それは組織と同じなんだよ。自分が抜けても、必ず周りがその穴を埋めてくれる。だから安心して抜けていいんだよ
という言葉をフィンランド人が言っていたとあり、とても良い考え方だなと共感しました。
日本人は自分が抜けたら所属している組織が困ると思う方が多く、無理な残業や体調不良での仕事をしがちですが、日本でも自分が抜けたとき、必ず周りの人が穴を埋めてくれます。
たしかに、フィンランドと違って休んだり転職することへの反応は良くないですが、そこが私は日本が改善していく必要のある悪しき文化だと感じます。
ぜひ本書を読んで、あなたも世界基準の国の暮らし方に触れてみて、今まで以上に人生の幸福度を上げていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
以上です。