妄想する頭 思考する手
おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「妄想する頭 思考する手」です。
著者:暦本 純一
「発想力」とは、、、
日々、過ぎていく現代の中において、我々が行っている行動はほとんどが習慣であり、無意識の行動です。
そんな中において、何かを生み出す方法。何かに+をするアイデアを加える種となるものが「発想」です。
今後、デジタル社会が加速すると考えられる現代で、必要な人材、魅力的な人になるには「発想力」は欠かせません。
・内容
■妄想とは
・「素人のように発想し、玄人として実行する」
黒澤明監督「悪魔のように細心に!天使のように大胆に!」
→悪魔=既知 天使=妄想
■言語化
・クレーム(claim)=「主張」「請求」を立てる
■既知×既知
・アイデアの源は妄想。妄想とは「自分のやりたいこと」
・発想は既知×既知!
・既知×既知の組み合わせを増やす!
→ 未知を自分の既知としてインプット
・感想
2000年~2016年、日本の労働生産性は先進国の1位から最下位に転落しました。
それは紛れもない、PCの普及によるデジタル化の時代の乗り遅れたことが原因であると著者は言っています。
日本は世界的に見ても食や歴史、治安などの文化水準は非常に高く、誇るべきところであると感じます。
しかし、デジタル化が加速する現代において、その分野での地位というのは確立できていないのが事実です。
本書では、「妄想」によるアイデアの捻出、そして既知×既知が未知を生み出す、ということに関して書かれています。
デジタル社会に出遅れた日本に、または現代で新しい発想力を求められているあなたに必要なのは、「妄想」と「既知」です。
ぜひ本書を読んで、「発想」の根幹を知り、新しい「発想」を生み出していただきたいです。
生産性の低下した日本に必要なイノベーションを起こすのはあなたかもしれません。