本と生きる

本好きがおススメの本をダラダラと紹介するよくあるブログ

自分のことは話すな

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おはようございます!

アドちゃんです!

 

本日ご紹介する本は、、、

「自分のことは話すな」です。

著者:𠮷原珠央

 

 

 

 

 

 

 

あなたは自分のことをよく話されますか?

 

ついつい、相手との会話で「私なら、、、」、「私は、、、」「僕は、、、」と自分のことばかり話していることはないでしょうか?

 

 

本書には、会話において、相手に関心を寄せること心を揺さぶることの重要さについて書かれています。

 

・内容

■雑談はいらない

雑談好きは、自分の時間相手の時間も活用しきれていない。

・軽い褒め言葉はただの自己満足

 → 「相手への感謝」「尊敬できること」「この人すごい!と思うところ」を発見しようとすることが大事!

 

■相手に関心を持つ

・「最速・最短」だけを考えず、相手の立場に立つ。 → 新しい世界が見える

相手の状況を見て話しかける(食事中・仕事で忙しそうなときは×)

  →  「配慮がない」「気が利かない」「興味がない」=3N になってしまう。

・相手の話したことを「引用する」

  → 「私のことを大切に考えてくれている」と思う。

・仕事をミスせずする → 誰でもしている。

・相手の言動に対して、心を揺さぶる反応が出来ているか → まだまだできている人は少ない。

 

 

・感想 

本書では、「雑談は時間の無駄」とはっきりと言っています。

街の書店で、「雑談力」とか「雑談○○」という風な雑談に関する本はたくさん置いていますが、決してその本の批判をしているということではありません!

 

「無駄な話をするな!」「相手に関心を寄せろ!」ということを本書では言っています。

 

よく天気の話などの「当たり障りの無い」会話をする方もいらっしゃいますが、それをせずに、相手の尊敬できるところを見つけて、それに関する話をすれば、「ああ、この人は自分のことを考えてくれてるんだな」と思ってくれます。

人は「自分のことを分かってくれる人」が好きです。

 

ほとんどの人が、毎日自分のことばかりを考え、他者の言動にフォーカスしようとしていません。

だからこそ、あなたが相手に関心を寄せたときに、相手は数少ない「自分のことを分かってくれる人」であるあなたを信頼するのです。

 

 

本書の最後の方に、「仕事はできて当たり前、相手の心を揺さぶることができるかが重要」という風なことが書かれています。

少し厳しいような言い方かもしれませんが、それがプロフェッショナルであり、他者貢献、社会貢献に繋がるのではないでしょうか。

 

 

ぜひ本書を読んで、自分のことは話さず、他者へ関心を向けてみてください。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

以上です。