おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「みんなに好かれなくていい」です。
著者:和田秀樹
あなたは友達が多いですか、少ないですか?
本書では、現代の友達至上主義の危うさについて語りかけています。
・内容
■幻想
2014年 厚生労働省、全国家庭児童調査 対象:男女18歳未満1000人
「大切だと思うこと」を3つ挙げてもらう。
↳結果:1位、健康 2位、友達がたくさんいること 3位、夢を持つこと
↳友達が多い人が人間的に優れているという価値観
=幻想!
・日本の学校教育=「みんなが仲良くなければならない」
■自分の価値
・自分のパフォーマンスを上げる = 自分にしかできないことを磨いて価値を高める!
【学校】「人間関係至上主義」 ↔ 【社会】「成果主義」
⇒矛盾
・孤独な時間とは目標に向かって自分を充実させる時間。
→「自分」の価値
・人間関係至上主義 = 同調圧力 =「自分」の価値に気づかない
・生きていることが楽しいと思える
=人生の最大の価値
・感想
「友達至上主義」は日本の悪しき文化です。
学生だった頃を思い出すと、集団でいることが美徳のような価値観の人が多く、友達が少ない人はどこか煙たがれる文化がありました。
より多くの人と繋がることに何の意味があるのでしょうか?
人が群れたがる理由はさまざまですが、一つに、「自分の頭」で考えるのがめんどくさいからということが挙げられると思います。
「みんなといれば、誰かが何かしてくれるだろう」
「みんなの意向に従えば、否定され自分が傷つくことがないだろう」
そんな安易な考えなのでしょう。
しかし、そういった集団に依存する毎日の積み重ねはあなたの「価値」を奪っていきます。
あなたにはどんな「価値」がありますか?
・パソコンの資格を持っている
・独自のアイデアで社会貢献している
・自分で事業を立ち上げて稼いでいる
・自分の頭で考え、意見の違う相手に対してもわかりやすく伝えることができる
等々、、、
今あげたものは「人間関係至上主義」現代では達成しにくいものばかりです。でも、こういった自分にしかできないことは、社会において「価値」になります。
しかし、日本の学校教育は「価値」に気づきにくい環境になっています。知らず知らずに自分の「価値」を見失ってはいないでしょうか?
本書を読んでいただくと、そんな自分の「価値」について、考えるきっかけになります。
最後までお読みいただきありがとうございます!
以上です。