できる店長は、「これ」しかやらない
おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「できる店長は、『これ』しかやらない」です!
著者:鳥越恒一
店長に必要な能力とはなんなのだろう、、、
本書では、基本的な店長の振る舞いや必要な行動・考え方を中心に、これから店長になる方、現在店長として奮闘中の方に向けた必読書です。
■内容
①店長と従業員
・店長に必要なのは「仕事と人に対して誠実」なこと。
⇒ルールを徹底して守る = 最低条件
・どのスタッフにも必ずあんたより優れた部分がある。
⇒店長の仕事!
・リーダーシップ、、、判断力が必要
判断力=知識×経験 ⇒ まずは知識を身に付ける!
・毎週10分の面談を実施
⇒それまでに褒める点を1週間探して、本人に伝える。
②「LTV」
「LTV」=Life Time Value(顧客生涯価値)
=一人のお客様が生涯でお買い物いただいた合計金額の合計
(例)
22歳会社員の方でが毎朝オフィス近くのコンビニでパンとコーヒーと新聞を買い、400円を支払ってくれる。
・22歳から定年の65歳までは43年間
・年間の休日を抜いて出勤する日は245日
・LTV=400×245×43
=421万円4000円=将来の価値
③分析
店長は、、、
自店舗の売上構造の把握・分析を初めにする!
②カテゴリー別分析
③Aランク商品と併買されているB・Cランク商品
④曜日別・天候別・季節別売上分析
⑤時間帯別、時間帯別×客層別
⑥特殊要因別売上分析(イベントセール)
⑦スタッフ別売上分析
■感想
「できる店長」というのはどんな店長なのか、、、
本書で述べられている店長に必要な能力は、、、
①ルール厳守・②判断力・③売上分析
以上の3つであるということです。
店長と名乗っていても、お店のスタッフに科しているルールを店長自身が守っていないとスタッフからの信用や信頼は得られません。
また、何かイレギュラーな状況に陥ったときのトップの判断というのはその組織のすべての今後を左右します。
そして、現在の店舗の状況を売上から分析し、いかに客観的(数値的観点)でより正しい業務の方向性を見出すのかが求められます。
私自身も数々の店長を見てきましたが、店長によって店舗は180度変わります。店長がよければ店舗は売上も接客サービスのレベルも高く、より地域のお客様に愛される店舗になります。
しかし、逆を言えば、どんなにスタッフの方が優秀でも、店長が悪ければその店舗のレベルというのは下がっていきます。
この記事を読んでいるあなたは、店長であるか店長にこれからなる可能性のある人で、なおかつ成長したいと思っている大変意識の高い方だと思います。
そんな方にはぜひ本書を読んで、店長とはいかなるものか、改めて、または初めて考えるいいきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
以上です。