人が集まる!売れる!売り場づくり40の法則
おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「人が集まる!売れる!売り場づくり40の法則」です。
著者:内藤加奈子
あなたは「VMD」という言葉をご存じですか?
「VMD」とはVisual(視覚的な)Merchandising(販売計画)の略称です。
その名の通り、視覚的な観点から売り場の販売を促進していこうという考え方です。
・内容
陳列にはお客様の「眺める目」を「選ぶ目」に変えさせる「破壊」が必要。
■VMDの基本
~商品の陳列~
・商品の「色」の絞り込み。色は3色まで。
・コーディネート陳列
・三角構成
・リピート陳列
~什器~
・什器の配列はデコボコ → 歩きにくい、迷わす
・什器の高さは高・低・高・低の繰り返し → 目線が散って歩くスピードが遅くなる
↓
滞在時間が長くなる
■スタッフ
・現代はモノが売れない時代 → 売り手の心意気に賛同した場合に買う
・スタッフもVMDの一部 → 商品の着ぐるみを着たりして、キャラ化
・身だしなみはやりすぎくらいがちょうどいい
→ スタッフも広告塔として、笑顔やメイクが目立つくらいの方がいい。
・感想
現在、「VMD」を取り入れている会社は増えていっています。
従来は通路や同線を重視した陳列というのが主流でした。
ただ、それはモノが売れた時代の話です。
現代では、ネットでの購入が増え、リアル店舗での購入というのが減っているのが現状です。
それにより、実際に小売り店の競争が激化するのは仕方ないでしょう。
そんな現代で生き残っていくためには、今回紹介した「VMD」が他の店舗との差別化に繋がっていくのではないでしょうか。
本書で紹介さている、「人も広告の一部」という考えは、非常に共感するところがあります。
実際に、書店やアパレル、スーパーなど、さまざまな小売店を利用しますが、店員さんの接客がいいとその人に会いに行きたくなり、少し遠くてもそのお店を利用しようと思ってしまいます。
商品を買いに行くのではなく、もはや「感動」を買いに行く時代が来ているのかもしれません。
また、コロナ禍で社会が落ち込んでいる今だからこそ、より一層の「感動」が世界には必要であり、そこがコロナ禍で苦しんでいる事業者の方々の生き残るヒントにもなるのではないでしょうか。
ぜひ、本書を読んで「VMD」の基礎を学び、お仕事をされている方はビジネスで生かしていただきたいですし、プライベートでも「あ、これはVMDを使っているな!」と発見して、商品だけでなくお店の陳列レベルを知ることで、そのお店により興味を持ち楽しんでいただく一助になればと思います!
人が集まる!売れる!売り場づくり40の法則 [ 内藤加奈子 ]
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最後までお読みいただきありがとうございます!
以上です。
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