本と生きる

本好きがおススメの本をダラダラと紹介するよくあるブログ

精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方

おはようございます!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」です!

著者:樺沢紫苑

 

 

 

 

 

■内容

第1章 日本人にこそ「遊び」が必要な理由

 日本は世界で最も労働時間が長い国。(男性1日あたり平均375分)

 

「職場を自分の思うようにコントロールする」×

「アフター5を楽しむ」〇

 

第2章 「遊び」「楽しむ」の5つのすごい効果

創造性を鍛える、、、「インプット仕事」から「アウトプット仕事」へのシフト

さまざまな仕事力のアップ、、、「コミュ力」「好奇心」「アウトプット力」「自己肯定感」の向上

チャレンジ力が養われる、、、「遊び」のチャレンジはノーリスク

心と身体の健康、、、メンタル疾患の人はリラックスするのも下手

幸せになる、、、今日1日を楽しめる人が幸せ

 

第3章 楽しみながら自己成長する 6つの「遊び方」の掛け算

遊び×アウトプット、、、映画、本の感想を話す、書くことで言語能力のアップ

遊び×リラックス、、、入浴、交流、日記etc

遊び×一緒に、、、コミュニケーションはオキシトシンを分泌→幸福感

遊び×時間術、、、ケツカッチン仕事術=何か予定を入れることで仕事が早く終わる

遊び×チャレンジ、、、「マルチリンガルの法則」1つを極めると2つ目の習得の時間が大幅に短縮

遊び×運動、、、脳の活性化、ストレス解消、モテる

 

第4章 脳が活性化する8つの遊びの極意

感動する、、、感動体験は、脳の新しい回路を作る

没入する、、、幸福心理学の祖チクセント ミハイ「フロー体験こそ幸福である」

工夫する、、、「カップラーメン」のちょい足し

お金をかけない、、、豆苗ガーデニング、料理のトッピング、美術館のオーディオガイド

集う、、、「コミュニティ」=共通の話題→コンフォートゾーンからの脱出

制限する、、、日本人の10人に1人は依存症or予備軍 依存症を防ぐには「ルール」(制限)が必要

年をとっても遊ぶ、、、リタイアすると5年寿命が縮むというデータも、、、

収入を得る、、、YouTube、ブログ、電子書籍、写真ダウンロード

 

 

■書評

精神科医樺沢紫苑さんの新刊であり、今まで書かれていた自己啓発系の書籍とは一味違った角度から書かれているのが本書の特徴です。

 

「毎日を楽しめる人の考え方」というフレーズを聞いて、「いや、自分も毎日楽しんでますよ!」とツッコミたくなる方もいるかもしれませんが、本書は周りの人が楽しんでいないと言っているのではなく、働きすぎの日本人に少しでも日々の「楽しみ」「遊び」のヒントを教えてくれる良書となっています。

 

本書で紹介されている「工夫する」という項で、カップラーメン」のちょい足しということが書かれていました。

具体的には普段食べる「カップラーメン」に野菜や卵などのトッピングをすることで、日々のちょっとした贅沢につながり、少ないコストで「楽しめる」といった方法です。

私も本を読んで、「カップラーメン」を食べる際に野菜や卵、チーズなどを入れてみたことで、同じインスタント麺でも全然違う食べ物に感じ、小さな「幸せ」を感じることができました。

 

このインターネット全盛の時代においては、日々の小さなストレスや人間関係のストレスで心身ともに疲弊している方もいらっしゃると思います。

そんな方にこそ本書の「遊び」「楽しみ」を実践していただき、少しでも「毎日を楽しめる人」になっていただければと心から願います。

 

精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方 (きずな出版)

 

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

神モチベーション 「やる気」しだいで人生は思い通り

おはようございます!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

「神モチベーション」です!

著者:星 渉

 

 

 

 

 

 

「なんかやる気が出ないな」

「モチベーションってどうやったら上がるのだろう」

 

あなたにはこんな悩みはありませんか?

 

 

 

本書ではそんな「やる気」をコントロールし、人生を思い通りにするメソッドが書かれています。

 

 

■内容

第1章 人生は「やる気」が9割

やる気には、

①ハイモチベーション

②アクションモチベーション

③ギャップモチベーション

の3つがある。

 

その中でも③のギャップモチベーションを有効に使うことが重要。

ギャップモチベーションとは「現実」と「記憶」のギャップを埋めようとして生まれるので、「こうなりたい」という「未来記憶」を作ると生まれやすい。

 

 

第2章 永遠に続く「やる気」のつくり方

「未来の理想とする自分」を想像し、誘惑が現れたときにその「自分」に相談する!

 

「結果にだけ喜ぶ」と結果が出そうなことしかやらない。

「努力を喜ぶ」

結果だけでなく、そのプロセスにあった困難や努力も喜ぶ。

 

 

第3章 嫌われるくらい「やる気」が止まらない 

「脳」はできるだけエネルギーを使わないよう「いつも通り」を繰り返す!

「いつも通り」=自分設定を知り(P156参照)、変更する。

 

新しい設定の難易度は半分にし、明確なルール化をする。

→これを繰り返すだけ!

 

第4章 世界一カンタンに自分を変える方法

物質的なものや結果ではなく、「成長ポイント」を見つける!

「脳」は生命維持の欲求を優先するため、体調不良ではやる気が出ない

 

最終章 すぐできる!「やる気の壁」突破トレーニン

「やる気の壁」突破トレーニング=壁トレ

▼レベル1~9

①体調を整える

②電信柱の数を数える

③自分の行動に「即」フィードバック

④自分の仕事、職場への感謝ののメッセージを探す

⑤最近連絡を取っていない3人に連絡

⑥初めてのお店に入る

⑦妄想日記を書く

⑧「自分で自分の目標を決め」、「小さくする」

⑨その目標を達成するための一歩を決める

 

 

■書評

「100%変わる」

これが本書を購入したときの帯でした。

 

少し話が反れますが、昨今、紙の本と電子書籍、1冊の本を読むのに媒体を選ぶことができますが、紙の本の良いところは帯がその時々で変わるというところです。

個人的にはその帯を見て、自分ならどんな帯にするかとか考えるのが好きですw

 

「神モチベーション」を書かれた星渉さんは他にもベストセラーをいくつか出されており、科学的な視点からのメソッドというのは大変勉強になるものばかりです。

特に今回ご紹介した「神モチベーション」は、科学的な視点だけでなく、最終章の実践的な部分を含めて、構成が非常に素敵だと感じました。

 

本書の中では「自分設定の17の質問」というのがあり、今の自分の考え方や行動パターンを質問を通して認識するというワークがあるのですが、自分も実際に試してみて、日頃あまり意識していなかった自分の価値観や行動パターンに気づくことができ、「どう改善したいのか」をそこから考え、実際に行動に移すことができ、「神モチベーション」を発揮できています!

 

あなたにも自分では気づかない「自分設定」が眠っているかもしれません。

 

 

ぜひ本書を読んで、「神モチベーション」を手に入れ、あなたの日々の生活が少しでも豊かになれば幸いです。

 

 

 

神モチベーション 「やる気」しだいで人生は思い通り

 

以上です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

借金400万円あった私が年収3000万円になったお金に愛されるノート

おはようございます!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

「借金400万円あった私が年収3000万円になったお金に愛されるノート」です!

著者:松浦有珂

 

 

 

 

 

あなたにはお金に関する悩みがありますか?

 

 

今回紹介する本ではお金に対する問題を解決する方法そのものではなく、まず「自分」を知ることがお金に対する問題を解決する方法の一歩であると書かれています。

 

 

■内容

▼お金と脳の仕組み

・お金とは「物」を手に入れるために作られ、「差」を無くすために生まれた。

・脳にはRAS(Reticular activating system)という脳内のGPSなるものが存在し、RASは脳にインプットされた情報をもとにさらなる情報を集める。また、それは潜在意識に蓄積し、無意識の行動(=「感受力」と「直観力」)につなげている。

 

▼ノート

・無意識の思考や行動に気づくために必要なのが、日々その記録をとること。

レーニング方法①9セルメソッド

レーニング方法②マインドマップ

※①②ともに詳細は本書記載

・ネガティブな感情はノートに書きだす(=感情デトックス

↳気持ちの整理や自分を客観視、チャレンジ向上、ストレス減、感情のコントロール効果

 

▼お金持ちワールド

・自由になるには従業員(employee)や自営業(self‐employed worker)ではなく、ビジネスオーナー(BusinessOwner)や投資家(investor)になる。

・今の仕事+起業して自分のビジネスをするのが取り組みやすい。

 

 

■書評

「自分を知ること」

あなたはどれだけ自分のことを知っていますか?

 

自分の嫌なこと、好きなこと、毎朝起きたからしていること、習慣、体調など、実は振り返ってみると自分でも気づいてない発見があるかもしれません。

 

私は本書で紹介されている9セルメソッドという、日々の自分の無意識に気付くトレーニングを実施しました。

すると1週間で自分が何に深く囚われているかを知ることができ、逆に何に幸せを感じるかなどのプラスの面も知ることができました。

 

お金の使い方に関しても、消費と浪費に分け、1週間を振り返ったときに浪費をしたときの自分の「浪費をしてがっかりした」という記録を見ることで、反省して次はしないように気を付けようと思うことができました。

 

ぜひ本書を読んで、「自分」を知り、そしてお金に愛される。そんな方々が増えれば幸いです。

 

 

 

借金400万円あった私が年収3000万円になったお金に愛されるノート

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

以上です。

 

最初に知っておきたい「お金の哲学」

おはようございます!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

「最初に知っておきたい『お金の哲学』」です!

著者:船ヶ山 哲

 

 

 

 

 

「お金の哲学」とは?

 

本日紹介する本書のタイトルにある、この「お金の哲学」という言葉。

 

あなたの中に確固たる「哲学」は存在しますか?

 

 

■内容

▼無駄な支出を防ぐ

・貯める前に抜け穴を調べる

・投資になるものを趣味にし、消費になるものをケチる

 

▼換金率の良いものに姿を変える

・現金は最低ランク

・お金は知識・経験・スキル・実績に使う

 

▼仕組みを構築

人生100年時代、引退を考え自分がいなくとも会社が回る仕組みを作ること

・仕組みづくりの第1歩は「勝ちパターンの把握」から始まる

 

 

■書評

本書を読めば、貯金・投資・浪費・消費・投資等、お金に関することの基本を学ぶことができます。

 

本章の中で、意外とありそうで、他のお金の教科書に無かった項目がお金の「抜け穴」という言葉でした。

お金の「抜け穴」というのは、例えば、入会しているあまり通っていないスポーツジムの月会費や毎日の酒代・たばこ代、職場での頻繁な会食など、生きる上で絶対に必要ではないことなどの支出です。

私自身も実際にノートに書きだして見ましたが、5以上出てきて、少しびっくりしました、、、

 

あなたにも消費ではなく、浪費になっているお金の「抜け穴」はありませんか?

 

 

もっと詳しく本書について知りたい方は、ぜひ購入していただき、お金の「哲学」とは何か、どのようにすれば今の生活がより豊かになるか、考えるきっかけになれば幸いです。

 

最初に知っておきたい「お金の哲学」

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

以上です。

 

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

おはようございます!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」です!

著者:アンドリュー・O・スミス、桜田直美訳

 

 

 

 

あなたはお金の勉強を学校でしたことがありますか?

日本においては学校教育で「お金」の授業がほとんどありません。

 

一方、アメリカでは高校生の授業で「お金」の基本を学びます。

 

■内容

▼お金の計画

お金の計画とは、「自分がお金を使って何をしたいか」ということだ。

自分のキャリアのだいたいの方向性を決めて、それに沿った決断を下す。キャリアに関する学びは働くかぎり続けていく必要がある。

 

▼貯金と予算

貯金とは「お金を使わないこと」。今日お金を使わないということは、明日お金を使う能力が手に入るということ。

 

▼お金の問題

お金の問題は、借金が多すぎること。

お金の問題が起きる原因の一つは支出が収入を上回ること。他には予想外の出費なども含まれる。

 

▼投資

投資を長期で考えることが大切なのは「複利効果」があるからである。リスクを抑えるには分散投資が有効。

投資に関する詐欺を見分けるには、「リターンが高すぎること」「運用成績が安定しすぎていること」に注意する。

 

 

■書評

本書はビジネス書の中でもロングセラーに分類される、「THE お金の教科書」です。

 

私も以前から書店に並べられているのを見て気にはなっていましたが、中々購入までに至らず、「やっと読めた」というのが正直なところです。

 

お金の計画から、貯金、投資、予算、税金、お金の問題、貧困、著作権など、お金に関する様々な問題を本書では網羅しています。

これをアメリカ人は高校生の間に学ぶのかと思うと、大人になってお金のリテラシーの差が日本人より優れていてもおかしくないなと感じました。

 

まだまだ日本人は「お金」に対するマイナスのイメージが多いのが現状です。

 

その考え方を見つめなおすきっかけとして、本書が一助になれば幸いです。

 

 

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

 

 

以上です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

 

最強脳

f:id:imawoikru:20220408135542p:plain

おはようございます!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

「最強脳」です!

著者:アンデシュ・ハンセン

訳:久山葉子

 

 

 

 

「きみの脳は変えられる」

これは本書の帯の文言です。

 

前作の「スマホ脳」が大変話題を呼ぶ中、発売された「最強脳」前作に勝るとも劣らない、脳に関する真実に迫った本書は、ぜひ子どもから大人まですべての人に読んでいただきたい1冊です。

 

■内容

▼幸福

脳の幸福物質であるドーパミンスマホ、ドラッグなどで分泌。

運動はスマホよりドーパミンが分泌する。それには週90分の脈拍の上がる運動が必要。

 

▼ストレス耐性

運動をすると、平常時のストレスホルモンのコルチゾールがどんどん下がり、ストレスに強くなる。

 

前頭葉前頭葉皮質

運動によって一番強化されるのは前頭葉前頭葉皮質であり、不安やストレスを和らげ、衝動にブレーキをかけてくれる

 

▼記憶力が良くなる

価値のある記憶は海馬から長期記憶へと移動される。運動は海馬の働きを助け記憶力が良くなる。

 

 

■感想

あなたは普段から運動をしていますか?

 

本書のタイトルは「最強脳」ですが、その内容はズバリ「運動が脳に及ぼす影響」に関することです。

 

特に子供の頃などは、あえて運動をするなどということを意識することは無いと思いますが、20歳を過ぎたあたりから運動をする機会が減り、また昨今のコロナ禍も相まって、ますます運動をする機会が減っているように感じます。

 

本書によると、運動にはストレス耐性の強化や認知機能の改善、記憶力の強化等、さまざまな身体への影響があると書かれています。

 

これまでもたくさんの「運動」に関する本というのは出版されていますが、「子供にもわかりやすい」という点で、本書はおススメです。

章ごとで内容がしっかりと分かりやすくまとまっており、専門用語などは最小限に抑えられている印象でした。

 

 

ぜひ本書を読んで、あなたも「最強脳」を手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

以上です。

 

アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

f:id:imawoikru:20220321102217p:plain

こんにちは!

アドちゃんです!

本日ご紹介する本は、、、

「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」!

著者:小倉 広

 

 

 

 

「アルフレッド・アドラー」という名を聞いたことはありますか?

 

近年では「嫌われる勇気」で一躍その名が有名になった、オーストリア出身の心理学者です。

 

そんな彼の考えが詰まった言葉を100個紹介し、その意味を解説している本書は、近代心理学の金字塔と言っても過言でない1冊です!

 

■内容

①「優越コンプレックス」について

変わったことや失敗は全て優越コンプレックスにつながる。何も努力もしないと優れた人になれず、強い劣等感が永遠に続く。

 

②「劣等コンプレックス」について

劣等コンプレックスとは、失敗や傷心を恐れ、言い訳をして課題への取り組みを避けること。

 

③「勇気」について

勇気とは「自分には能力があり、価値がある」と思える感覚。自分が好きで得意なことで社会の役に立つ ⇒ 勇気を持続させる秘訣

 

④「共同体感覚」について

共同体感覚の種は誰もが持っており、共同体感覚があれば人生は成功し、無ければ失敗する。

 

⑤「自己変革」ついて

幼年時代の誤りを見つけ、己を知ることが変わることの1歩である。

 

 

■感想

私が本書を読もうと思ったきっかけは、「100の言葉」とタイトルにある通り、1ページごとが非常に読みやすく構成されているというところです!

 

また、本書は全部で8章から構成されているのですが、そのすべての始まりの部分でアドラーの写真と実際にあったエピソードが書かれており、アドラーが話している光景が想像しやすく読むたびに次の章はどんなエピソードなんだろうと気になって、すぐ読むことができました。

 

ルフレッド・アドラーに関する著書はたくさん出版されていますが、その中でも中級編くらいの本であると感じました。

その理由としては、しっかりアドラーの個人心理学の核となる部分が語られていること、章ごとがしっかりとまとまっており、読みやすいことです。

 

ぜひ本書を読んで、あなた自身が変わるきっかけになれば幸いですし、他のアドラーの著書も読んでいただければと思います。

 

 

アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

以上です。