リーダーの仮面
おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「リーダーの仮面」です。
著者:安藤広大
あなたが思う素敵なリーダーとはどんな人ですか?
世間一般には、思いやりがあり、仕事ができて、自由に仕事をさせてくれる方。
そんなところでしょうか。
著者の安藤氏は識学講師として数多くの企業のマネジメントを実施。2020年10月現在、約1900社の導入実績があります。
本書では、そんな識学をベースに真のリーダーの一つの形を教えてくれます。
・内容
識学とは、、、 組織内の問題をどうすれば解決できるか、その方法を明らかにした学問。
①「ルール」の思考法
・ルールがないことによるストレスから部下たちを自由にする。
②「位置」の思考法
・誰から評価されるかを理解させる。
・感情による評価はしない。
・お願い事はしない。指示は言い切り口調にして、期限を設ける。
③「利益」の思考法
・仕事の意味や価値は「自分自身」で見つけるもの。
・人は自分に利益があるかで動く
→リーダーが利益をもたらしてくれる
④「結果」思考法
・プロセスは評価しない。
⑤「成長」の思考法
・組織=渡り鳥の群れ、、、先頭の鳥がリーダーではない。上からそれを見ている。
・経験と共にしか人は成長しない!
・感想
本書では、「識学」という新たな企業のマネジメントの考え方を元に、組織の在り方、リーダーの在り方に関して、具体的に書かれています。
私自身、職場において、部下に対して「自由にやってみて!」とよく言っていますが、識学の観点からみると、それは責任の放棄であるということが知れました。
また、部下にお願いをするときに「申し訳ないけど、○○お願いできる?」という方がよくいますが、これも識学の観点からすると、「位置」を示せていないダメなやり方です。
識学の観点から、自分の仕事での振る舞いを振り返ってみると、考えなしに部下と接していたことに気づかされました。
本書はリーダーに向けた本でもありますが、部下の目線、または従業員の方の目線でも読んでいただくと、働く上でその相手を知る、一つの材料になるのではないかと思います。
ぜひ本書を読んで、真のリーダーとは何か、一度思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます!
以上です。