Ｔｈｉｎｋ　Ｓｍａｒｔ

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おはようございます！

アドちゃんです！

本日ご紹介するのは、、、

「Ｔｈｉｎｋ　Ｓｍａｒｔ」です。

ISBN：9784763138026

著者：ロルフ・ドベリ　安原　実津　訳

あなたは「思考の誤り」をご存じですか？

日々社会の中で生活する上で、人は毎日6万個以上の考え事をしていると言われています。

そんな脳の感覚において、陥りがちな「思考の誤り」についてこの本では紹介されています。

Ｔｈｉｎｋシリーズは他にもございますので、今後ご紹介したいと思います。

本書では、52の思考の誤りを52の章にそれぞれ分けて、紹介しています。

その中でも、印象に残った３つの「思考の誤り」を取り上げたいと思います。

①努力の正当化

時間と労力を費やしたものが正しいと思う「思考の誤り」

人間は時間をかけて努力して手に入れたものを過大評価しがち。

②計画錯誤

その日立てた計画を夕方までに終えらえる日はどれくらいあるだろう。

たいていの計画は楽観的で、今日だけは特別だと思い込む「思考の誤り」

③フォアラー効果

他の人にも適合する性格描写を、自分だけにあてはまるように感じてしまう傾向のこと。

占いが成立する理由もこれが一つの要因だ。

賢人が目指すべきは、幸福を手に入れることではなく、不幸を避けることだ。（本書　ｐ４）

人は幸福になりたい生き物だ。

だが、そこに幸福になれない理由がある。自身の「思考の誤り」に気付かなければ、いつか不幸がやってくる。

内容の中で紹介した、「努力の正当化」は私もよく引っかかっている。

職場で時間を費やして作成した資料などは、「完璧！」と思ってしまうことがよくある。しかし、よく見ると、修正箇所がたくさんあったり、初めからすべてやり直す必要があるものがあることに気づく。

それ以来、時間をかけても、ダメなものはすべて破棄。やり直すようにするか、視点ややりかたを変えるか、それをやることをやめるようになった。

本書のおかげで、自分を正当化する「思考の誤り」に気づくことができた。

本書では、人間の数多くの「思考の誤り」に関して、書かれている。ぜひ読んでいただき、ご自身の「思考の誤り」に一つでも気づいてほしい。

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最後までお読みいただきありがとうございます！

以上です。

本と生きる