本と生きる

本好きがおススメの本をダラダラと紹介するよくあるブログ

ぜんぶ、すてれば

f:id:imawoikru:20210717103546p:plain

おはようございます!

アドちゃんです!

 

本日ご紹介する本は、、、

「ぜんぶ、すてれば」です!

著者:中野善壽

 

 

 

 

 

 

あなたは仕事とは何だと思いますか?

あなたは人生とは何だと思いますか?

 

本書は、元寺田倉庫社長であり、元鈴屋代表取締役専務を務めた、日本で有名な実業家の中野善壽さんの人生が詰まっています。

 

 

 

■内容

・仕事

なんのために働くのか?

自分が好きで、楽しいから、目の前の仕事をやっている。

 

会社というのは、人間が仕事を楽しくするための手段であり、

ただの”箱”でしかない。

 

”朝礼朝改”

、、、状況が変われば、行動も変える。数時間前の自分の発言にとらわれない!

 

「できたら褒める。できなかったら我慢する」

こういう姿勢を貫かないと、人に仕事は任せられない。

 

・人生

父の口癖、、、「死ぬ直前の十秒が幸せならそれでいい」

=「何度失敗しても大丈夫だ。最後に笑えれば勝ちだろ?」というメッセージ。

 

 

■感想

仕事とは、楽しみであり、変化であり、人生であると思っていました。

しかし、この本を読んで、楽しみの一つが仕事であり、変化の中の一つが仕事であり、人生の中に仕事があるのだということに気づきました。

 

著者である中野さんの父が言った、「死ぬ直前の十秒が幸せならそれでいい」という言葉にとても感動しました。

「死ぬ直前が幸せ」だということは、その人は常に幸せであったのではないかと思います。

人生がつまらないものであれば、死ぬ直前だけ幸せになれることなどありません。だからこそ、「死ぬ直前が幸せ」であるために、今の行動を少しずつ改善していく。そんな素敵な人生への暗示のようにも聞こえます。

 

 

日本の有名な企業で働いていた社長のご意見を聞くことなど、滅多になく、また中野さんは著作物も少ないため、本書はとても貴重な作品です。

 

 

仕事や人生で悩んでいる方は、ぜひ本書を読んでいただきたいです。

 

 

 

 

 

ぜんぶ、すてれば

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

以上です。