一度読むだけで忘れない読書術
おはようございます!
アドちゃんです!
本日ご紹介する本は、、、
「一度読むだけで忘れない読書術」です。
著者:池田義博
あなたは「速読」という言葉を聞いたことがありますか?
本書はただの「速読本」ではありません!
本書で紹介されているのは人類史に基づいた「忘れない」読書術です。
・内容
・人類史が始まって99%は文字が無かった!
→ 脳は「文字」を認知する機能が組み込まれていない。
「イメージドリブン読書」、、、3つのイメージ(人間本来の脳)で読む。
①映像化、、、カタチある具象語をビジュアル化する
②シンボル化、、、カタチの無い具象語にカタチを加える
③図式化、、、言葉同士のロジックを瞬時に把握
ワシントン大学の研究、、、
・文字と言葉だけの伝達では72時間後に10%しか記憶に残っていない。写真や画像を加えると65%が記憶に残る。
【実践編】
・脳のパフォーマンスが上がる時間帯に読む!
(早朝、午前中、夕方、就寝前→ 空腹時)
・各章のイメージを関連付けて覚える
・各章が終わるごとにその章のイメージを思い描く
・何かを覚えるのに音はマイナス要因
→ 記憶競技では耳栓をする
・ローズマリーは記憶を高める作用がある
・締め切り効果、、、時間の制限により集中力アップ!
→人間の集中力は15分~25分が限界
・感想
人類史の99%が文字を使ってこなかったから、文字に関する認知機能が欠けているというのは、とても納得のいくエビデンスです。
たしかに、文庫やビジネス書などの書籍より、コミックや映画などのイメージが出来上がっているものの方が好まれるのは、そういった人間の脳の機能が関係しているのだと思われます。
本書では、カタチあるもの、カタチのないものを抽象化して、それを関連付けていくイメージドリブン読書の練習ができる問題がたくさん用意してあり、実際にやってみました!
正直、とても脳が疲れました。
普段それだけ使っていない機能だということがわかったのと同時に、記憶への定着レベルが非常に高いことを実感しました。
本書を読んで以来、イメージ化することを意識しながら本を読むようになり、脳のパフォーマンスが確実に上がっているのを感じます。
著者の池田義博さんは日本記憶力選手権で6連覇を果たしている、言わずと知れた記憶のエキスパートです。
本書を読むことで「忘れない」読書術を身につけ、それがあなたの人生のお役に立つものであったなら幸いです。
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